オムライスとカレーを一緒に食べようと思ったことはありますか?S N Sでアンケートを取ったところ、41人中23人、つまり半数以上の人が「いいえ」と回答しました。そもそも一緒に食べると美味しいのでしょうか。

まずはオムライスの歴史から見ていきたいと思います。オムライスという名前は、フランス語の「オムレット(omelette)」と英語の「ライス(rice)」を合わせたものです。人気の洋食メニューになるまでには2つの出来事がありました。
1つ目はスプーンひとつで簡単に食べることができる“まかない料理”として、溶き卵、肉、タマネギをご飯と共に焼いた一皿があり、見かけた客のひとりが「是非それを食べたい」とリクエストしました。そうして「ライスオムレツ」というメニューが誕生しました。
2つ目は1つ目のおよそ20年後、常連客に胃の調子が悪く、いつもオムレツと白いご飯だけを食べている人がいました。お店の主人が「毎日同じものばかりではかわいそうだ」とタマネギとケチャップで炒めたライスを薄焼き卵で包んで出してあげました。そこから「オムライス」という名前が付きました。日本で生まれたオムライスは進化を続け、海外でも日本スタイルのオムライスを食べることができます。今や日本だけではなく、世界の人たちにも愛される料理として成長しました。

次にカレーはまずインドからイギリスに伝わりました。インドのカレーといえば、ナンをイメージするかもしれませんが、「ベンガル地方」では主食がお米なので、ごはんにスパイスの汁をかけて食べるのが一般的でした。イギリスに伝わったカレーが「カレー(スパイスの汁)×ごはん」、すなわち「カレーライス」の組み合わせだったのです。そしてイギリスから日本に明治初め頃に伝わり、明治5年に作り方の本が発行され日本国内につたわりました。文明開化の象徴として牛肉が急速に普及したこともあり、手軽な牛肉の食べ方としてカレーライスが紹介されたのです。
カレーはワンプレートの中にさまざまな食材が含まれるため、栄養価が高く、バランス食の代表とも言えるほどです。ルウの中に野菜(副菜)と肉や魚(主菜)が含まれるからです。しかも、調理中は加熱するため食材の栄養吸収性が高まり、スパイスの辛みで塩分を抑えることも可能です。
そんな栄養価の高いカレーと世界中から愛されているオムライス。ぜひ一緒に食べてみてください。

(萌香)

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