「おにぎり」と「おむすび」と「にぎりめし」
広辞苑によると、
「おにぎり」握り飯、おむすびのこと
「おむすび」握り飯のこと
「おむすび」おにぎり、おむすびのこと
となっている。結果呼び名が違うだけというのが広辞苑の見解だ。
ただし地域差という意味では、東日本はおにぎり、西日本ではおむすびと呼ばれることが多い。千葉県の館山市に限っては、俵型をおにぎり、三角形をおむすびと呼ぶ地域もある。つまり家庭や個人レベルの違いであるというのが一般社団法人おにぎり協会の見解だそうだ。
1月17日は「おむすびの日」
この記念日を制定したきっかけは、1995年に発生した阪神淡路大震災。炊き出しで振舞われたおむすびはどこでも手軽に食べることができるということで評価され、この日をおむすびの日と決められたそうだ。
人と人を「結ぶ」という意味ではおにぎりの日ではなくおむすびの日なのは納得できる。
さて、一般社団法人おにぎり協会では「おにぎり検定」なるものがある。合格すれば「オニギリスト」として家族や友人に自慢できるというものだが、その問題1つをご紹介しよう。
次のうち最も「おにぎり」が美味しくなる秘訣はどれか
1、米の炊き方
2、塩加減
3、にぎりの圧
4、気持ち
答えは4、「気持ち」
炊き方も塩加減も握り方も大事だが、やはりそこは握る人の気持ちが1番なんだということですね。