【北海道ツーリングその1】

毎年恒例の北海道ツーリング。今年は6月30日14時Café Jack in the Boxを出発。酷暑の中大洗までおよそ170km。熱中症になりながらフェリー乗り場に到着。吹き出す汗と戦いつつ、北の大地の涼を目指して出港した。
18時間の長旅を終え苫小牧港に着岸、1年ぶりの北海道の大地を走る。翌日来る同行者を待つためこの日は苫小牧に宿泊だ。
宿へ行く前にそのまま「ウポポイ」(民族共生象徴空間)を見学に行く。苫小牧からはバイクで30分ほどのところにあり、アイヌ文化を学べる場所だ。ちなみに「ウポポイ」とは大勢で歌うことを意味するアイヌ語。園内ではスタッフの皆さんが「イランカラプテ」(いらっしゃいませ)と声をかけてくれる。アイヌの生活や食文化を体験出来るので、気になる方は立ち寄ってみるといい。

宿にチェックインを済ませ、北海道1日目の夕飯は苫小牧の「羊屋」で生ラムのジンギスカンをいただく。臭みのないラム肉は柔らかく美味しい。ホテルへの帰り道、早速キタキツネに出会う。こんな繁華街に野良猫のごとく出現するキタキツネに驚きつつ、北海道を感じる1日目だった。

翌日、同行者を迎えるまで時間があったので、いつもは通過してしまう苫小牧周辺の観光スポットを探す。「樽前ガロー」という苔の道が美しいと評判なので、少しの登山を覚悟しつつ向かう。残念ながら、苔の道は崩落の恐れがあるということで立ち入りはできなかったが、上からでも美しい川と苔の幻想的な回廊を少しみることができた。

さて、本格的な北海道ツーリングの始まり。

【ラジオ】

6月25日放送の「くらさんの今日もツーリング日和」Motorcycle Friendshipバイクの輪のゲストは、微笑夢庵(平石修)さんからのご紹介で足柄T代(田代雅之)さんにご出演いただきました。

南足柄市在住、仕事は中華街の門番という足柄T代さんのバイク歴は16歳から48年、現在64歳。浅間ミーティングクラブやルマン会議に所属している。

愛車はモトグッチV7Special(1970年式)、ホンダ CT110(1982年式)、ホンダXL230(2002年式)、TRIUMPHタイガーカブ(1960年式)、モトグッチ ロドラGT( 1959年式)など。過去にはヤマハHT1やカワサキ マッハⅢからサイドカーのベスパP200E+カルフォルニアなど多数乗り継いできた。

バイクに乗るきっかけは、中学生の頃高校生の兄の友達が家に毎日のように来ていたので、色々なバイクに触れる機会があり、16歳で免許を取得して初めて手に入れたのはカワサキのマッハⅢだったという。

「古いバイクでは故障も発生し、ツーリングでの路上修理は1つのイベント。持っていく工具や部品が重くて、今日は大丈夫だろうと思って持たなかった時が危険ですね」と語る足柄T代さんに、なぜバイクに乗るのか問うと「青春時代に楽しんだことと、自分の周りに一緒に楽しんでくれる友達がいたこと、主治医に恵まれたこと、そしてなんといっても妻の理解があったこと」と答えが返ってきた。これからもよき理解者の奥様を大切にして楽しいバイクライフを続けてほしい。

くらさんの今日もツーリング日和は毎週土曜日20時ONAIR中!

【整備情報】チェーンの調整

チェーンの張りが緩すぎる(アソビが多い)場合たるんでいるから加減速のたびにガシャガシャと音がしたりショックも大きく、乗り心地が悪い。そして極端にアソビが大きかったら、スプロケットからチェーンが外れてしまう危険がある。ここまではイメージできるのではないだろうか。逆にチェーンの張りがキツいとどうなのか。結論から言うとリヤサスペンションが動かなくなる。多くのバイクの場合、アンチスクワット(スロットルを開けた際にリヤショックが縮んでリヤタイヤが沈み込まないようにするためのリヤ周りの構造。) を設定している構造上、スイングアームや後輪が沈む方向に動くと、停車状態と比べてドライブ軸とドリブン軸の間隔が広くなる。ということは逆に考えると、もし停車状態でアソビが無いピッタリの状態にチェーンを張っていたら、スイングアームが沈む方向に動くのを邪魔してしまう。路面の凹凸に対して後輪がきちんと追従することができず、最悪の場合は後輪が路面から浮いてしまう。それがコーナリング中だとスリップして転倒

または走行中にチェーンが耐えきれず切れて危険だ。

チェーンの張り具合のチェックの仕方は、サイドスタンドで停めて、ギヤをニュートラルに入れる。その状態でチェーンのほぼ中心を指で押し上げて、上下に動くたるみの幅を計測する。たるみの幅は車種によって異なるが、規定値を記載したステッカーがスイングアームやチェーンケースなどに貼られている場合が多い(バイクに付属するハンドブックにも記載されている)。不安な方は当店スタッフに声をかけていただければ無料点検を行いますのでお気軽にどうぞ。

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