【北海道ツーリングその7】

 網走湖を出発してまずは知床半島へ向かう。どこまでも続く真っ直ぐな「天に続く道」を走り、途中日本の滝100選にも選ばれているオシンコシンの滝を見学。滝の中ほどまで階段で上がることができ、飛沫がかかるほど目の前で見ることができる。滝の途中から2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれている。
去年まで晴れの知床を見ることができなかったので、今年はリベンジ。斜里町と羅臼町を結ぶ知床横断道路の頂上は快晴。最高の景色を見ながらふと羅臼方面を見ると雲海が広がる。羅臼の天気を心配しつつ下山すると、やはり霧雨で寒い。昼食に寄った「純の番屋」では、女将さんがストーブをつけてくれた。羅臼は1年を通じて雨の多い場所らしい。
今回の旅で行きたかった野付半島へ向かう。全長26kmの日本最大の砂嘴(さし)で、海流により運ばれた砂が長年に渡って堆積して作られたところだ。海水に侵食されたトドマツが立ち枯れて、なんとも言えない最果て感を感じる。野付半島は鹿のパラダイス。群れをなすエゾシカがのんびり草を食べている姿を目の前で見ることができる。
今日の宿は屈斜路湖に決め、屈斜路湖の砂湯を体験し、野付半島で鹿をみたからというわけではないが、夕飯は川湯温泉にあるお多福食堂でエゾシカ定食を食す。食堂から宿へ向かう道で鹿が並走するハプニングにあう。今回の旅は鹿との遭遇が多い。
明日は星空と景色を満喫できる高台のキャンプ場へ向かう予定だ。

【ラジオ番組「くらさんの今日もツーリング日和」バイクの輪ゲスト】

 8月27日放送の「くらさんの今日もツーリング日和」Motorcycle Friendshipバイクの輪のゲストは、花屋のミッちゃん(浜田美津恵)さんからのご紹介で金閣大王(黒須寛)
さんにご出演いただきました。
金閣大王さんのバイク歴は16歳から50年。高校1年の時、免許制度が変わる年で免許を一発で取らないとならないとならなくなり、バイクを持っていた同級生のお兄さんに先生をお願いし、おにいさんのカワサキ90(85JITモトクロス仕様)で農道を使って同級生と練習しいたとか。そのせいか試験の教官に「お前ら無免許やってただろ!」と怒鳴られたが、見事合格。
スティーブマックイーンの映画「大脱走」に影響を受けオフロードバイクに興味をもったという。現在も浅間ミーティングクラブのほか、スティーブマックイーンモーターサイクルクラブにも所属しているそうだ。
現在の愛車はホンダCB93、ヤマハ DT1、ホンダエルシノアMT250、ホンダエルシノアCR250M、ハーレーダビッドソン FLH ショベル、DUCATI マイクヘルウッドレプリカ、そして息子さんの形見ヤマグチオートペットAP10など多数所有。
コロナが収まり、今年こそは秋の浅間ミーティングに行きたいと語るサザンオールスターズファンの金閣大王さん、秋のミーティングにはどんなバイクで来るのか楽しみだ。
くらさんの今日もツーリング日和は毎週土曜日20時ONAIR中!

Moto/Carゲスト記事

 

【Moto/Car整備情報】

ボディ剛性とは

現代は、モノコックという構造で作られた車がほとんどだ。柱を持たずに外側のパネルに応力を受け持たせることで、全体の強度を出している。さまざまに金属を溶接し、ひとつの形を形成しており、補強材を持たず捻じれなどにも強いため、量産車にはうってつけのボディ構造といえる。
モノコックが普及する前は、フレーム構造(柱を主にする構造)が主流で、このフレーム構造のメリットは、ボディにダメージを受けてもフレームが無事ならば、走行性能にまったく影響がでないこと。反対にモノコックは、ねじれなどに強いが、一度損傷を受け、形状が変形しまうと、完全に元通りに戻すことは困難になる。
剛性が高いと、ボディは絶え間なくしなっている。ちょっとした段差で、微妙にしなることが乗り心地に関与しており、このしなりが発生する瞬間にボディに付随している外板、ドアやフェンダーも一緒にしなっており、ドア同士が接触しないように外板の隙間には数ミリ程度のクリアランスがある。この隙間は走行時に風切り音を生み、ドライバーに伝わる。ボディ剛性の高い車は車体が歪みにくいため、外板の隙間をギリギリまで狭くでき、走行中の不要なノイズを低減し、運転に集中することができる。
ボディ剛性が高い車に乗ったときの第一印象として、硬いと感じる方も少なくない。サスペンションだけが硬いのではなく、車体そのものが硬いため、初めてボディ剛性の高い車に乗ったときは、他の車との乗り心地の差に違いを感じる。
操作性にもメリットがあり、ボディ剛性が高い車は、急ブレーキにもしっかりと車体が耐えてくれるので、不要な振動を軽減してくれる。車選びをするときには、遮音性やハンドルの切りやすさなど、ちょっとしたことに目を向けるだけで、これまでとは違った視点から大切なマイカーを選ぶことが可能となる。(工場長)

 

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