三寒四温とはよくいったもの。春のような暖かさと思えば雪が舞ったり。
河津桜も見頃を終え、次は桜の季節に。今年の開花予想は横浜は3月22日、見頃は3月27日頃ということで
入学式には満開の桜となりそうな予報だ。
さて、桜といえば花より団子の方はお花見団子。そもそもなぜお花見で団子を食べるという習慣になったのだろうか。
お花見で団子を食べるようになったのは安土桃山時代。桜が美しい京都の醍醐寺で豊臣秀吉が大きなお茶会を開いた。
その際に全国から銘菓を集め、桜を楽しんだことがはじまりで、これをきっかけにお花見でお菓子をいただくという
習慣になったという。
庶民の間でもお花見文化が広がり、手軽に食べられる団子が一般的になったということだ。

お花見団子といえばピンク、白、緑の三色だが、この色にも意味があるという。
ピンクは桜の咲く春を、白は雪の降る冬、緑は葉が生い茂る夏と季節を表しているのだ。しかし秋がそこにはない。
「秋がない」「食べ 飽きない」という駄洒落だそうだ。
順番にも決まりがあるそうで、ピンク、白、緑。覚え方としては、桜の蕾がピンク、満開の桜が白、葉桜が緑と覚えておくと
間違えないのだそう。
お花見シーズン、宴会でどんちゃん騒ぎもいいが、お団子片手に桜を見ながらお散歩もいいかもしれない。

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