シェフ宮地が今取り組んでいるのは「ビーフジャーキー」。
牛肉に味をつけ、水分が完全に抜けるまで燻製にしたビーフジャーキーは
桜のチップを使い、非常に香り高い出来栄えだ。真空保存で保存期間がどのくらいになるかのテストをしたりと
販売までにはもう少しかかりそうだ。
さて、そんなビーフジャーキーだがビーフジャーキーといえば思い浮かぶのは「天狗ビーフジャーキー」だろう。
1970年代に日経2世のケン大崎氏がアメリカロスアンゼルスで開発したのがはじまり。その後、80年代の海外旅行ブームによりハワイ旅行に訪れた日本人観光客のお土産の定番となり、その後日本への輸出がスタートしたことで手軽に楽しめるものになったということだ。
赤いパッケージに赤い顔の天狗が目印。なぜ天狗のロゴマークを使ったのかということが気になり、webサイトなどを調べてみたが、天狗の歴史については書かれていても、パッケージの由来についての記述はなかった。
天狗といえば様々な不思議な現象を起こす妖怪といわれていたり、江戸時代に入ると神様として祀られるようになった天狗。人の心が読めるとか空を自由に飛べるとかいわれているので、そのあたりにロゴマークの由来があるのではないかと思っていたところ、天狗ビーフジャーキーの公式Xに由来が書かれていた。
その理由はなんと、「創業者が天狗に似ていたから」ということらしい。
さて、 CafeJBのビーフジャーキーは何時ごろ販売になるのかはまだ先の話だが、パッケージデザインは創業者が何に似ているかで決まるのかもしれない。
