2月3〜5日はみたらし団子の日、6日は抹茶の日、8日はぜんざいお汁粉の日と2月の記念日は「和菓子」の記念日が多い。
み「3」たらし「4」だんご「5」でみたらし団子の日。少し無理矢理な感じも否めないのだが。みたらし(御手洗)団子のみたらしは京都市左京区の下鴨神社が行う「御手洗祭り」が始まりと言われており、境内にある御手洗池(みたらしのいけ)の水の泡を模して作られたそうだ。
抹茶の日は、茶道でお湯を沸かす道具を「風炉」(ふろ)ということから、ふ「2」ろ「6」2月6日に制定された。茶の湯の作法は元々風炉から起こったもので、現在でも最高の形式でお点前をする場合には風炉が使われる。
ぜんざいお汁粉の日。こちらは昔から2月8日を「事八日」(ことようか)といい、あずきが入った「お事汁」(おことじる)を無病息災を祈って飲む習慣があることから制定されたそうだが、この「お事汁」は里芋や大根、にんじん、ごぼう、こんにゃく、あずきの6種類を使ってつくる味噌汁のことであり、ぜんざいやお汁粉とは少し違う気がするのだが…
このように、さまざまな記念日があるが、2月に「和」の記念日が多いのはやはり、真夏に熱いお茶とお団子よりも、寒い季節暖かい部屋でいただくほうが美味しいから、なのかもしれない。
さて、新装開店予定の「浄蓮茶房」。着々とメニューや内装が決まってきました。とはいえ内装もすべて自社にて行うためなかなか思うようには進まないのが現状。
静かな空間で、お茶を楽しむ贅沢なひと時を過ごしてもらえる店づくりをしているのでお茶のしみに。