松戸 直樹さん(元WGPライダー):「くらさんの今日もツーリング日和」バイクの輪 ゲスト

2023年09月02日土曜日20時放送のくらさんの今日もツーリング日和  Vol.370 「 Motorcycle friendship」バイクの輪ゲスト( 300人目)は、青木 拓磨さんのご紹介で、元WGPライダーの松戸 直樹 さんにご出演いただきました。

千葉県出身、千葉県在住、現在50歳の木更津で中古車販売店『有限会社GRACE』とパスタ店『ポポラマーマ木更津店』を経営する、元WGPライダーだ。

バイク歴は7歳から43年。きっかけは、父親がポケットバイクを自宅に借りてきて乗ったら楽しくて、すぐ購入、その後レースに出たら優勝してしまったことからバイクレースに参戦していくことになる。その後1990年17歳でロードレース関東選手権GP125ランキング3位、同SP250ランキング5位、翌年 国内A級昇格、国内A級TT-F3チャンピオン、NA250ランキング2位と次々と成績を残し、1992年には 国際A級昇格する。この年からSP忠男より全日本ロードレース選手権に参戦し、TT-F1ランキング16位。1993年からは全日本ロードレース選手権GP250クラスに参戦する。1996年からはコンパイルレーシング移籍しTZ250で参戦し、ランキング5位、翌年1997年はランキング4位と着実に戦績をあげていった。同年からは、ロードレース世界選手権デビュー戦(日本グランプリ)にも参戦。翌1998年にはロードレース世界選手権日本グランプリ3位、全日本ロードレース選手権GP250ランキング3位と戦績を残す。翌年1999年にはBP YAMAHA RTからYZR250で参戦した全日本ロードレース選手権ではみごとチャンピオンを獲得した。翌年2000年からは海外に活動を移し、2004年までTZ250で数々の戦績を残していった。その後、全日本ロードレース選手権JSB1000、鈴鹿8時間耐久ロードレース、ロードレース世界選手権日本グランプリMotoGPクラスなどに参戦していたが、2007年3月、オートポリスでMotoGPマシンのテスト中にクラッシュし、右大腿骨を4か所骨折する重傷を負ってしまった。その治療過程で骨が感染症に侵され、同年7月には感染症にかかった部分の骨を約15cmほど切断する手術を受けたため、ライダーとしての再起は事実上不可能となってしまった。
その後、医師からは脚切断と伝えられる。しかしながら、周囲の協力や紹介された大学病院の医師がバイク乗りで様々な方の協力により、イリザロフ法と呼ばれる骨を延長する治療法に出会う。治療には4〜5年要したが、2010年には松葉杖なしでの歩行が可能になるまで回復。その後、自らのチームとして「TEAM・GRACE」を主宰し、後進の育成に務めた。

その後、有限会社GRACEで中古車販売店を開業、またパスタ店ポポラマーマ木更津店を開店、現在は年末オープンに向けて、南房総の岡本桟橋近くの海の目の前、富士山を一望できる立地にゲストハウスを建設中だ。

現在の愛車は、Kawasaki Z1、ADDRESS V、YAMAHA BW’S(ビーウィズ)。Z1では、青木拓磨さんと神奈川から南房総ゲストハウス予定地までのツーリングに行っている。

 

 

(青木拓磨のモータースポーツチャンネルより https://youtu.be/uWqdOuAg46A?si=Q-NyAS0mv-B3PtL4

YAMAHA BW’S では、林道へ走りに良く行っているそうだ。

何故バイクに乗るのかの質問には、
『小さい頃から乗ってるから。事故で怪我したけど体が乗りたいと言うし、とにかく海が大好きなので、海沿いを走りたいから。今はみんなで楽しんでツーリングに行けるからですね』

という松戸直樹さん。

障害を乗り越えて、大好きなバイクに乗り続けている松戸さんのお話をいただきました。

 

プロフィール:

氏名・年齢 松戸直樹(まつど なおき、1973年7月25日 )
職業 中古車販売 有限会社GRACE
0438-38-5376
千葉県木更津市矢那3351-10
https://www.tirepit.jp/stores/detail/12016パスタ店 ポポラマーマ木更津店
0438-97-5558
千葉県木更津市請西東7-12-21
https://www.popolamama.com/info/restaurant16/9124.html
バイク歴 7歳から
戦歴 1979年 – 6歳でポケバイを始める1990年 – ロードレース関東選手権GP125ランキング3位
ロードレース関東選手権SP250ランキング5位
1991年 – 国内A級昇格
国内A級TT-F3チャンピオン
NA250ランキング2位
1992年 – 国際A級昇格
全日本ロードレース選手権TT-F1ランキング16位(SP忠男)
1993年 – 全日本ロードレース選手権GP250ランキング17位(SP忠男)
1994年 – 全日本ロードレース選手権GP250ランキング10位(SP忠男)
1995年 – 全日本ロードレース選手権GP250ランキング15位(SP忠男)
1996年 – 全日本ロードレース選手権GP250ランキング5位(コンパイルレーシング/TZ250)
1997年 – 全日本ロードレース選手権GP250ランキング4位(コンパイルレーシング/TZ250)
ロードレース世界選手権デビュー戦(日本グランプリ)
1998年 – 全日本ロードレース選手権GP250ランキング3位(Y.E.S.Sレーシング)
ロードレース世界選手権日本グランプリ3位
1999年 – 全日本ロードレース選手権チャンピオン(BP YAMAHA RT/YZR250)
2000年 – ロードレース世界選手権GP250ランキング10位(ペトロナス・スプリンタ・TVK・/TZ250)
2001年 – ロードレース世界選手権GP250ランキング9位(ペトロナス・TVK・ヤマハ/YZR250)
2002年 – ロードレース世界選手権GP250ランキング10位(Yamaha Kurz/TZ250)
2003年 – ロードレース世界選手権GP250ランキング9位(Yamaha Kurz/TZ250)
2004年 – ロードレース世界選手権GP250ランキング15位(UGT・Kurz/TZ250)
2005年 – 全日本ロードレース選手権JSB1000ランキング8位(モリワキMOTULタイガーレーシング/CBR1000RR)鈴鹿8時間耐久ロードレースにモリワキMOTULタイガーレーシングから参戦、身長差のあるレオン・キャミアにセッティングを合わせてセッティングを担当。決勝も期待されたが、序盤にペアライダーの転倒でリタイアとなった。

ロードレース世界選手権日本グランプリMotoGPクラスリタイヤ
2006年 – カワサキMotoGPテストライダー
鈴鹿8時間耐久ロードレースに、TEAM TRICK☆STAR & B-LINE kawasaki ZX-10Rから参戦、総合8位クラス3位入賞〔ライダー松戸直樹・鶴田竜二〕

ロードレース世界選手権日本グランプリMotoGPクラスリタイヤ

2007年3月、オートポリスでMotoGPマシンのテスト中にクラッシュし、右大腿骨を4か所骨折する重傷を負ってしまう。

SNS等 Facebook:Naoki Matsudo
https://www.facebook.com/naoki.matsudo.96WebSite:

有限会社GRACE
https://www.tirepit.jp/stores/detail/12016

ポポラマーマ木更津店
https://www.popolamama.com/info/restaurant16/9124.html

活動・イベント・告知など:

年末、南房総の岡本桟橋周辺に富士山の見える海の目の前のゲストハウス(現在建設中)にてイベント開催予定
新たなツーリンクスポットになってくれたら嬉しい。

バイクに似合う曲・好きな曲リクエスト:

『夜走っててこの曲が浮かでいました。』

♪  ケツメイシ 『友よ〜この先もずっと…』

関連リンク:

プロフィール画像:

ゲストハウス予定地からの眺望。
ダイヤモンド富士を望む
ゲストハウス予定地周辺の岡本桟橋

FMやまと「くらさんの今日もツーリング日和」は、スマートフォンやパソコンで以下リンクボタンより、放送時リアルタイムでリスニングできます。(アプリ無しで聴くことができます。)https://www.jcbasimul.com/radio/730/

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