おいしい理由は食材に。
おにぎりに欠かせない米、海苔、塩、具材は厳選したものを使用しました。
お米
新潟県長岡産「新之助」を使用しています。
食味、品質のバランスがよく、大粒でツヤがありしっかりとした粘りと弾力、コクと甘みに満ちたお米。
ほどよい粒感で、噛むほどに甘みが溢れ出します。冷めても硬くなりにくい特徴があるので、おにぎりに最適なお米です。
新之助を生産している農家でも、特別栽培や環境保全農法などに取り組み、コンテストでも優秀な成績の生産者を厳選。一等米の基準である水分含有量15%以下をクリアした品質の良いお米を使っています。
海苔
瀬戸内産の海苔を使用。
現在でも全国で一番大きいといわれる海苔問屋街大森の守半海苔店から仕入れる海苔は、職人が選び抜いた海苔を日本でも数台しかないと言われる電熱ぼいろでじっくりと乾燥。その日の気温や湿度を見ながら焼き上げた海苔を1枚1枚工場長がチェックしています。
そんな瀬戸内産の海苔は、養殖の際、網が常に海中にあり日光が当たらないため色は黒く、有明産の海苔よりもしっかりとした歯ごたえで、口にしたときのパリっとした食感が特徴。ご提供前に軽く炙ることにより、海苔の香りが広がります。
塩
日本最西端の与那国島でつくられた黒潮源流塩を使用。黒潮源流に最も近く、汚染によるプランクトンの発生がない黒潮源流は塩作りに最適な条件です。その与那国島で大潮の4日間だけに取水した海水を10日間焚き続けて作られます。きれいに磨き上げられた釜でつくる塩は美しい結晶となります。
時間をかけて丁寧に作られた塩は素材の味を何倍にも引き出すといわれています。甘みとまろやかさの調和がとれた黒潮源流塩はおにぎりに最適な塩です。
梅
おにぎりの定番梅干しは、和歌山県みなべの南高梅を使用して作られた梅干しを使います。皮が薄く果肉が厚い南高梅を完熟させ北海道産の昆布を使った調味液にじっくりと昔ながらの手法で丹念に漬け込まれた梅干しは、昆布の風味豊かで酸味と樹上熟成による甘みのバランスが絶妙です。昆布の旨みが広がる味わい深い梅干しです。
昆布
北海道は利尻島で採れる利尻昆布を使い、じっくりと炊き上げおにぎりに合う味付けの佃煮を作りました。利尻昆布は他の昆布と比べると硬いのが特徴。その硬さをぎりぎりまで炊くことで柔らかい中にも歯ごたえがしっかりと残る佃煮ができました。肉厚な利尻昆布は噛めば噛むほど昆布の旨みと風味が口いっぱいに広がります。
鮭
北海道の時鮭(ときしらず)を使います。秋鮭とは異なり、成熟する前の身には卵や白子を抱えていないため脂がのっていて、身も柔らかくジューシーです。鮭の中でも美味しさは随一で、高級魚として扱われています。
時期を知らずに採れる魚という意味で時不知(ときしらず)とも呼ばれ、「帰ってくる時を知らない魚」という意味でつけられたとか。
明太子
福岡を代表する「ふくや」の明太子を使用します。
明太子は今や数百といわれるほど専門メーカーが存在するといわれていますが、その中で最初に明太子を生み出したのは「ふくや」です。素材の良さを活かしたシンプルな味付けで、辛味と甘み、香りのバランスが絶妙です。漬け込みに酢や酒を一切使わず素材と唐辛子のみのシンプルな味付けは、明太子に適した状態のたらこ「真子」の美味しさを活かすため。無着色で素材の味を活かした明太子をぜひお召し上がりください。
シェフのこだわり
長年フレンチレストランで経験を積んだシェフが作るおにぎりの具材は、今まで食べたことがない変わり種。日本伝統のおにぎりに洋を取り入れた絶品の洋食おにぎりはここでしか味わえません。
シェフのこだわりおにぎりは日替わりでのご提供となります。
画像は「サーモンとクリームチーズといぶりがっこ」柔らかくほぐしたサーモンに自家製のいぶりがっこ(燻製したたくあん)をクリームチーズであわせました。燻製の香りがふわっと香ります。